慶應義塾体育会

　11月10日（日）に早稲田大学空手道場において第72回早慶空手定期戦が開催されました。前年度まで早慶戦に3連勝していたが、慢心することなく気迫を持って早慶戦に臨んだ。

　先鋒峰岸は末廣に2-6で負けてしまったものの、次鋒南光が早々に6点を取り勝利した。三峰山内は永田に6点を取った。四鋒では1年女子の清和田が健闘し、5-1で勝利した。五鋒中村は先取をとったものの4-5で敗退、しかし続く六鋒池田は海津に6-1で勝利した。一進一退の状態が続いたが中堅宍戸が全く後に引かない姿勢を見せ、松浦に6-0で圧勝した。この時点で慶應は5-2で勝っており、4連勝出来るのではと応援も期待で高まった。しかし六将見上は早稲田エースの薬師寺に1-6で敗退。続く五将の田山が7-0で圧勝したものの、四将の女子戦では屋敷と前田の5-5の激しい試合となった。異様な緊張感と興奮のなかで屋敷は粘り強い拳闘を見せたが、中段相打ちで前田に1点を取られ、惜しくも敗退した。三将羽鳥、副将中嶋と破れ、残るは大将戦となった。6-6、大将戦で勝敗が決定する。選手や見守る先輩方の緊張は最高潮に達する中、主将田中と丸山の試合が始まった。試合まもなく田中が丸山をこかし3点を上げ、慶應側の期待は一層高まった。しかし、丸山の鋭い突きに圧され、1点、また1点とポイントを取られてしまった。ついに6点を先取され、大将戦は敗退。慶應は6-7で敗退した。前年まで3連勝していただけに応援してくださった皆様には申し訳なく思いますが、ご来場のOBの先輩方、そして応援指導部の皆様方、本当に心強いご声援をありがとうございました。

　来年は義塾が勝利できるようこれからも練習に励んでいきますので、これからもよろしくお願いいたします。

▲女子団体形。屋敷、櫻庭、金森によるカンクウダイ	▲大学組手直前の応援指導部によるエール交換
▲大将戦で中段突きを出す主将・田中	▲早慶戦閉会式後の集合写真