慶應義塾体育会

  11月17日（日）、第27回関東大学女子サッカーリーグ1部2部入れ替え戦対大東文化大学戦が駒沢オリンピック公園第二球技場で開催されました。1部昇格を胸に掲げチーム一丸となって試合に挑みましたが、1－1の引き分けにより2部残留が決定しました。

　前半立ち上がりは、手数をかけないシンプルな攻撃で本塾がペースを握ります。前半11分には3年副将MF原がスローインから抜け出してあげたクロスに、2年FW二宮が合わせゴールネットを揺らすも、これは惜しくもクロスの前にラインを割っていたという判定になります。その後は一進一体の攻防が続き、先制点を奪うため果敢に攻め込むも、なかなかシュートまで持ち込むことが出来ません。一方で、相手にはサイドを起点に押し込まれましたが、DFラインを中心とした固い守備で弾き返します。こうして前半は0－0で折り返します。

　何としてでも1点をもぎ取りたい本塾は、後半も前線を起点に積極的に攻める姿勢を見せます。後半9分には奪ったボールを1年FW栃木が原に繋ぎ、ペナルティエリア内からシュートを放つも相手GKに阻まれます。攻撃に勢いを付けたい本塾は後半16分栃木に代わり4年FW主務須藤を投入。しかし、その後は相手のプレスに苦しめられ、なかなか前線に運べない時間帯が続きます。試合が動いたのは後半25分。相手のCKからファーサイドに流れたボールを豪快に決められ失点。昇格の為には2点以上を決めなければならない本塾ですが、なかなかシュートに持ち込むことが出来ません。後半40分、FKからバイタルエリアにこぼれたボールを堀井がミドルシュートで決め待望の1点を獲得するも、後に続くことは出来ず、1－1の引き分けに終わりました。

▲試合前の様子	▲一進一退の攻防が続き、勝ち切ることが出来なかった