慶應義塾体育会

　12月8日（日）、第33回東京都女子サッカーリーグ1部国士舘大学戦が国士舘大学鶴川サッカーグラウンドで開催されました。関東大学女子サッカーリーグでは敗北を喫した、国士舘大学との因縁の一戦。本大会に優勝し、関東リーグ入れ替え戦へと自力で駒を進める為にも、勝利が不可欠であった本塾でしたが、0–0のスコアレスドローという結果となりました。

　前半開始、本塾は立ち上がりから前線からのプレッシャーで相手のプレーを制限し、高い位置でボールを奪い流れを作ります。前半19分、4年FW主将石原が2年MF梅原からのパスを受けターンし相手GKの裏を突くロングシュートを放ちますが、好セーブにより得点とすることが出来ません。その後何度か自陣に押し込まれる場面を作られるも、2年DF松本や1年DF田中を中心とする守備で相手に決定的なチャンスを与えません。その後田中の相手DFの裏へロングパスに2年MF二宮が反応し、追って来る相手DFと競りながらもシュート。しかしゴールの枠を外れてしまい得点には至らず0–0で前半を折り返します。

　後半、立ち上がりから本塾のペースで試合が進みます。相手に攻め込まれる場面では1年DF宮田を中心とした体を張った守備でシュートまで持ち込ませません。攻撃では梅原からの前線への縦パスを受けた1年FW堀井が受けてドリブルで相手をかわしシュートするも、相手GKにキャッチされ得点にはなりません。後半29分、逆に相手の速攻で崩されてゴール前の混戦からシュートを放たれます。しかし、1年DF下山田のスライディングによるシュートブロックで失点を免れます。その後も本塾は何度も攻め上がりますがシュートに繋がる決定的チャンスを作ることが出来ず試合終了。関東リーグへの昇格には痛手となる引き分けとなりました。

▲関東大学女子サッカーリーグでは敗北を喫した、 国士舘大学との因縁の一戦	▲本塾ペースで試合は進んだが、 引き分けという結果に終わった