慶應義塾体育会

　4月12日（土）に、埼玉県長瀞射撃場において平成26年度春季早慶法立定期戦が開催されました。本試合は今シーズンの緒戦となる試合であり、「定期戦全優勝」を今年度の目標に掲げる本塾射撃部としては、各員が全力をもって試合に臨むことが求められました。
　10mエアライフル立射60発競技では、小野澤(法2)が606.2点で2位入賞という結果を収めました。また竹下(経3)は、体調が万全ではなかったものの598.9点で7位に入り、本塾射撃部の今季における女子団体部門での躍進が期待できる結果を残すことができました。
　50mライフル三姿勢60発競技では、渡辺(経3)が562点で1位に入賞し、当種目において本塾射撃部が1位の結果を収める原動力となりました。渡辺は1年の当初より類希な射撃に対する才能を見せており、今大会においてもその才能が遺憾無く発揮される形となりました。また、岡部(環4)が533点で7位に入り、副将となって以降の努力が現れてきたのか、このところ成績において成長が見られます。両者共に今後より一層成績を伸ばし、当種目での本塾射撃部全体の成績が安定したものとなることが求められます。
　50mライフル伏射60発競技においては、渡辺(経3)が598.4点で1位入賞を果たし、彼はこちらの種目においても抜群の成績を残しました。また同じく岡部(環4)も、592.5点で5位と、まずまずの結果を残しています。当種目においても本塾射撃部は1位を獲得しており、スモールボアライフル2種目における本塾射撃部の成長がよく現れた結果となりました。
　昨年の斎田、内田、奈良部といった本塾の名射手の引退を受け、今季における成績の低下が懸念されましたが、結果的には総合団体優勝という素晴らしい結果を残すことができました。この結果に慢心すること無く、来る春季関東大会に向けて全部員がより一層成長し、本塾射撃部全体の成績を盤石なものとすることが求められています。

　また、本大会の結果は射撃部ホームページをご参照ください。