慶應義塾体育会

 平成26年5月8日から5月11日にかけて、埼玉県にある朝霞オリンピック射場において平成26年度関東学生ライフル射撃選手権春季大会予選会が行われました。今大会は、今月末に長瀞射撃場において行われる関東大会本戦出場のために非免段保持者にはその出場権を得るための非常に重要な試合であり、出場する全部員が全力をもって臨みました。
　10mエアライフル立射60発競技においては特に目覚ましい成績をあげたものはいなかったものの、全員が本戦出場のためのボーダーラインを上回るまずまずの結果となりました。
　10mエアライフル立射40発競技においては、宮崎(総2)が387.9点で3位に入り、まずまずの結果を残しました。他の出場部員もボーダーラインを突破し、こちらも本戦において全員の出場となる喜ばしい結果となりました。
　50mライフル伏射60発競技においては渡辺(経3)が575点で1位に入り、相変わらずの部の中心射手としての実力を発揮しました。SB射手となって以降も渡辺は好調な成績の伸びを見せており、これ以降の試合においてもさらに本塾射撃部の成績に貢献することが高く見込まれます。
　50mライフル三姿勢60発競技においては、こちらも渡辺(経3)が558点で1位に入り、伏射のみならず三姿勢競技においても同様の、安定した射撃の成績を残しました。また主将の十文字(理4)も出場し、結果は530点で15位と今一つの結果ではあったものの、無事にボーダーラインを突破し、本戦への出場を決めました。
　結果として今大会は、出場した全部員が全種目においてボーダーラインを突破するという喜ばしいものとなりました。今月末に行われる本戦に向け、本試合出場の射手のみならず全部員が、より一層の練習に励み、着実に成果を上げていくことが望まれます。