慶應義塾体育会

  5月29日（木）から6月1日（日）にかけて、埼玉県長瀞射撃場において、平成26年度関東学生ライフル射撃選手権春季大会が開催されました。この試合は今季春シーズンにおいて各学生が中心に据える重要な試合であり、またこの後に行われる東日本大会への出場を希望する選手にとってはそのボーダーラインが決まる重要な試合でもあり、各部員がそれぞれの目標を達成するべく全力で大会に臨みました。

　50mライフル伏射60発競技においては、渡辺(経3)がファイナルに出場し、7位入賞という素晴らしい結果を残しました。ファイナル実施前の射撃の素点であれば1位であり、相変わらずの好調な成績を見せました。

　50mライフル三姿勢120発競技においても渡辺の好調さが際立ちました。渡辺は三姿勢においてもファイナルに出場し、素点は1124点ながらも上位射手を抑え見事ファイナル1位で優勝するという目覚ましい結果を残しました。両競技における渡辺のより一層の活躍が大いに期待できます。

　10mエアライフル立射60発競技においては、今回レギュラー射手が軒並み不調に陥り、全体としては良好な成績を残すことができませんでした。今度レギュラー射手の見直しが必要となるといった所感であります。

　10mエアライフル立射40発競技においても、今回特に目につく活躍をしたものはいませんでした。当種目においても、今後一層の復調の努力が必要であることが明らかです。

 　今大会は、ライフル2種目においては渡辺の活躍もありまずまずではあったものの、エアライフル競技を含め他の射手の不調さが目立つ大会となりました。今年秋シーズン、また慶早戦に向けて、今一度全部員が一丸となって部の成績改善に取り組む必要があることが明白となるものでありました。