慶應義塾体育会

6月21日(土)～22日(日)にヤマハリゾート掛川で全日本学生アーチェリー王座決定戦が行われました。

第56代男子は、昨年に引き続き王座決定戦へ出場しました。悲願の王座獲得を果たすべく、2日間の戦いに今までの努力を全てぶつける気持ちで臨みました。初日のランキングラウンドは天候に恵まれました。第一エンドで高得点を叩き出して首位に付けた本塾は、その勢いを最後まで失わず、選手・応援が常に一体となって戦いました。そして、予選3位という高順位で翌日の決勝ラウンドを迎えました。

2日目は小雨が降りしきる中で始まりました。1回戦の相手は予選下位の広島大学でしたが、昨年の悔しさを確実に晴らすべく、決して油断せず全力で臨み、209－192で勝利しました。大差で勝利して迎えた2回戦の相手は、実力のある長崎国際大学でした。序盤は両校が拮抗し、緊張感の高まる試合展開となりました。相手が焦ってリズムを崩す中、本塾は練習で培った団体戦ローテーションを落ち着いてこなし、徐々に差を広げて勝利いたしました。準決勝は強豪の同志社大学との対戦となりしました。第一エンドは49点と出遅れましたが、第二エンドで57点を叩き出して同点に並びました。しかし、第三エンドで1点を射ったミスが響き、惜しくも6点差で敗れました。最後の3位決定戦は、日本体育大学との因縁の対決となりました。第一、第二エンドは本塾が一点リードしましたが、後半で本塾のミスが目立ち、最終的に5点差で敗戦しました。

最終結果は4位と大変悔しいものとなりました。しかし、応援に駆け付けてくださったOB・OGの皆さまも含めて、部員全員が気持ちを一つにして本塾らしい戦いができたことは、誇りに思います。そして、第56代で果たせなかった夢は、第57代が必ず果たしてくれると信じております。最後になりますが、この一年間第56代へのご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございました。

(主将　鄭 裕寅)

＜6月21日　予選ラウンド　天候：曇り・無風＞

【男子】　　　　　     　70m　70m　　Total
大井 一輝　(法1)　　321　322　　643( 8位)
鄭 裕寅　　(経4)　　 317　317　　634(13位)
田中 亮輔　(経4)　　316　314　　630(14位)
安藤 孝　　(政4)　　 306　304　　610(33位)
本塾男子Best3              合計　1,907点(団体第3位)

＜6月22日　決勝トーナメント　天候：雨・無風＞
【第1回戦】 本塾　209点　◯　vs　●　広島大学　192点 よって本塾の勝ち。
【第2回戦】 本塾　208点　◯　vs　●　長崎国際大学　196点 よって本塾の勝ち。
【準決勝】 本塾　205点　●　vs　◯　同志社大学　210点 よって本塾の負け。
【3位決定戦】 本塾　205点　●　vs　◯　日本体育大学　211点 よって本塾の負け。
以上の結果、本塾男子は4位となりました。

◇男子 最終順位◇
1位　 近畿大学
2位　 同志社大学
3位　 日本体育大学
4位　 本塾