慶應義塾体育会

　7月2日（水）に等々力陸上競技場で開催された第13回早慶女子サッカー定期戦。今年こそ初白星を挙げたい本塾でしたが、60分を0-0で引き分け、初勝利を収めることは出来ませんでした。
　開始早々前半2分、右サイドから3年FW赤羽のパスをペナルティーエリア内で受けた4年FW副将佐々木のファーストシュートは惜しくも相手GKに阻まれます。前半12分、相手が直接狙ったFKは1年GK野村がセーブしゴールを許しません。また早稲田大学のボール回しに対し、3年DF副将松本と4年DF主将原を中心にしっかりとブロックを作り決定機を作らせません。すると前半20分、2年MF堀井からの縦パスをペナルティーエリア内で受けた佐々木がシュートを打ちますがゴール右に逸れます。前半終了間際、早稲田大学の攻撃を凌ぎ、前半を0-0で後半に折り返します。
　迎えた後半2分、左サイドの高い位置でボールを受けた2年MF下山田が上げたクロスに対し佐々木がシュートを打ちますが、これはオフサイドの判定。続く後半4分、2年MF栃木がミドルシートを放つもゴール左に外れます。1点が欲しい本塾は後半14分、2年DF田中を投入し原をFWに上げます。3年MF梅原、栃木を中心に攻撃を組み立て果敢に早稲田ゴールに迫りますがなかなか得点を奪えません。後半20分一瞬の隙を突かれ決定機を作られますが、2年DF宮田、田中の身体を張った守備でゴールを許しません。その後も一進一退の攻防が続きますが両者一歩も譲らず、第13回早慶女子サッカー定期戦は激闘の末、0-0の両校優勝という結果で幕を閉じました。

▲初勝利を奪うべく、緊張の面持ちで 入場する選手達	▲試合前の円陣で心を一つに