慶應義塾体育会

　9月15日（月・祝）、昭和薬科大学において、関東学生ハンドボール秋季リーグ戦第3戦国際武道大学戦が行われました。
　相手は春季リーグ優勝の国際武道大学。一対一の強さと速攻を得意とする相手に対し、中を厚く守った一線DFで試合に入ります。試合開始早々カットインから得点を許してしまうと、慌てた義塾のOFでのミスを確実に得意の速攻につなげられ点差をつけられ、難しい立ち上がりとなります。中盤、GK善野のファインセーブもありDFが機能しはじめると、セットDFでは相手を抑え込みます。DFに勢いがつくと、OFでも井上、森澤、濱口のコンビプレーから、井上が相手に掴まれながらもサイドシュートで2点を奪い取ります。豊永の逆サイドシュートや濱口のカットインでも得点を積み重ね、前半最後15分は相手と互角の勝負をし前半終了を迎えました。
　後半、前半終盤の勢いそのままに、なんとか食らいつきたい義塾であったが、最後のシュートを決め切ることができず、逆に素早い速攻で相手に連続得点を許してしまい一気に点差を広げられてしまいます。その後もセットDFでは相手にチャンスをつくらせないものの、得点が伸びません。有村の意表をついたステップシュートはゴールポストに嫌われ、後半変わって入った当山のミドルシュートはゴールをわずかに外れるなど、シュートチャンスをものにしきれません。後半終盤に前半機能したコンビプレーの展開からまたも2点を奪い取るなど収穫もあったが、OFでの得点力と速攻戻りのDFに課題の見える一戦となりまりました。

［結果］:　義塾　13　（8-20、5-18）　38 国際武道大学
［スタメン］:GK善野(経1)、濱口(環4)、有村(理3)、森澤(OF)(商3)、豊永(法3)、木下(DF)(理2)、徳原(経2)、井上(商2)
［ベンチ入り］:GK佐藤(環4)、当山(法1)、高橋(政1)、昆野(理1)、神津(政1)
［途中出場］:当山(法1)
［得点者］:濱口6、井上4、豊永2、森澤1