慶應義塾体育会

　5月7日(木）から5月9日（土）にかけて、長瀞総合射撃場において平成27年度関東学生ライフル射撃選手権春季大会予選会が行われました。本大会は5月末に行われる関東大会への出場権を得るための非常に重要な試合であり、出場者は各々全力で臨みました。詳しくは本塾射撃部ＨＰをご覧ください。

　10mエアライフル立射60発競技において、林（法・1）が588.5点と初出場ながら8位に入賞するという素晴らしい成績で初陣を飾りました。彼は慶應義塾高校でも射撃部に所属していた本年度の有望株であり、今後の活躍から目が離せません。それ以外にも鈴木（商・2）が567.8点と自己新を大幅に更新しました。彼は銃の所持が他の部員に比べて遅かったのですが、ここ数試合では順調に自己新を更新しており、更なる成長が期待できます。

　10mエアライフル立射40発競技において、島崎（薬・2）が397.8点で自己新を更新しました。彼女は限られた練習時間の中で常に考えながら練習をしており、その地道な努力が徐々に試合での結果に反映されています。本塾女子エアライフル団体の有力な選手です。

　50mライフル三姿勢120発競技では目覚ましい成績をあげたものはいませんでしたが、大平（理・3）が554点と安定した成績を残しました。スモールボアライフルを新たに所持した部員もいるので、関東大会に向けて調整をしていく必要があります。

　50mライフル伏射60発競技では、山田（理・4）が580点と自己新を30点近く更新し2位という素晴らしい成長ぶりを見せつけました。彼は常日頃から真摯に練習に取り組み、課題などがあれば下級生であっても積極的に意見を求めていく姿勢は後輩からも尊敬されています。その彼の努力が遺憾なく発揮された試合となりました。今後の活躍が大変期待できると同時に、本塾射撃部の成績も大幅に上昇することでしょう。

　今大会は5月末の関東大会に向けての前哨戦となりました。この大会で確かな手ごたえを得た部員も、課題が見つかった部員もいますが、今後の試合でより良い成績を残せるように、部員一同練習に励んで参りたいと存じます。