慶應義塾体育会

　9月19日（土）、茨城大学において、関東学生ハンドボール秋季リーグ第6戦高崎経済大学戦が行われました。
　3試合を終えた現時点で一敗している義塾がAチーム昇格の可能性を繋ぐためには、残り5試合を全勝し、さらに出来る限り得失点差を広げておく必要があります。
　秋リーグ第六戦、本塾は積極的なDFからの速攻で得点を狙います。前半、試合開始直後にパスカットからの速攻で大室(法2)が先制点を決めると、続けて井上(商3)、当山(法2)と得点し、序盤からリードする展開となります。中盤、高橋(政2)と当山が連続で速攻を決めると、一気にペースを掴みます。全員が「DFから速攻をする」と声を掛け合い、昆野(理2)らが積極的にパスカットをすることで速攻のチャンスにつなぎ、そのチャンスを確実に得点に繋げることで点差を広げ20対6で前半を折り返します。
　後半、前半の勢いそのままに攻める義塾はDFからの速攻で点差を引き離しにかかり狙い通り、積極的なDFで相手のミスを誘い出し、次々に得点を重ねます。中盤も攻撃の手を休めることなく攻め続け、15分過ぎには点差を30点に広げる。ラスト10分で15点を奪うなど最後まで全員で攻め続ける姿勢をみせ、57対9で勝利を収めました。パスキャッチの精度にまだまだ課題はあるものの、狙い通りの形で試合を運ぶことができたことは評価できると思います。そして昇格への希望を諦めず、残りの試合もチーム一同全力をかけて戦いに行く所存です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（有村 紗世子）

［スタメン］: GK鈴川(薬1)、有村(理4)、井上(商3)、当山(法2)、昆野(理2)、高橋(政2)、大室(法2)

［ベンチ入り］:GK善野(経2)、豊永(法4)、木下(理3)、甲斐(総1)、鈴木(理1)

［途中出場］:GK善野(経2)、木下(理3)、鈴木(理1)

［得点者］: 当山24、井上10、大室8、高橋7、有村4、昆野4