慶應義塾体育会

　11月5日（木）～11月8日、長瀞総合射撃場において、平成27年度関東学生ライフル射撃新人大会兼関東学生AR・SBR大会が行われました。今大会では新人のみで構成された10mエアライフル立射40発の団体を組み競います。義塾では、1年生12名を中心に、24名が出場いたしました。
　10mエアライフル立射40発競技では、新人未経験者部門において井尻（経1）が402.6点と好成績を残して優勝いたしました。彼は入部当初から類稀なる射撃の才能を発揮しており、今大会でもその実力が遺憾なく発揮されました。福田（商1）が394.5点と自己新を大幅に更新して3位に入賞いたしました。彼は射撃に非常に真摯に向き合って日々練習に取り組んでおり、その努力が実を結んだ結果となりました。また、この他にも宇山（法1）が392.1点で4位、若林（法1）が391.7点で5位、後藤（法1）が388.7点で7位に入賞いたしました。義塾1年生が新人未経験者部門の上位を席巻しました。彼らの今後には大いに期待できます。慶早戦においても上級生を圧倒する成績を残してくれるでしょう。
 　10mエアライフル立射60発競技では、井尻（経1）が593.9点と自己新には及ばなかったものの、安定した成績を残していました。また渡邊（総2）も590.0点と安定していました。彼のここ数試合の伸びは目を見張るものがあり、最近はとても安定しているのでレギュラーを安心して任せることが出来ます。今後ますますの成長が期待できます。
 　50mライフル三姿勢60発競技では目立った成績は無かったものの、森（経3）が530点と自己新を大幅に更新しました。彼はまだSBを所持してから日が浅いのでまだ十分に伸びしろがあるので今後が楽しみな選手です。
　　50mライフル伏射60発競技では白川（経2）が605.0点と自己新を大幅に更新しての2位となりました。彼はこの夏からSBを所持したにもかかわらず、上級生を圧倒するような成績を早々と出しています。今後、義塾の伏射種目においては次期エースとなって部を牽引してくれるような存在となってくれるでしょう。また山田（理4）も604.0点と安定した高得点を出し3位に入賞いたしました。彼のSBを所持してからの成長ぶりは本当に感心するものがあります。全ては彼の努力の結晶でしょう。両者の早慶戦での活躍に期待します。
 　今大会では10mエアライフル立射40発競技新人未経験者部門、及び50mライフル伏射60発競技における上位入賞と、素晴らしい成績を残す事が出来ました。しかしまだ早慶戦という大舞台が控えています。この結果に慢心せず、より高みを目指して部員一同練習して参りますので、今後とも応援のほど宜しくお願いいたします。