慶應義塾体育会

　4月2日に行われました、関東学生ホッケーリーグ第一戦は、毎年苦戦を強いられる王者山梨学院大学相手ではありますが、チームとして「1得点」、「70分間を通じてハードワークをする」という目標を掲げ、試合に臨みました。

《結果》

●義塾 0-6 山梨学院大学

《戦評》

　前半からしきりに山梨学院大学に押し込まれ続ける苦しい展開になり、前半開始1分で早くもPCを取られてしまいますがGK大野(商3)のファインセーブにより何とか失点をまぬがれました。その後も攻め続けられる義塾ではありますがDF陣を中心とした身体を張ったプレーによりゴールを割らさせません。しかし前半6分、粘りを見せていたもののPCをとられ初失点を決められてしまいます。その中でも失点によりチームが下を向くことはなく#21三宅(経2)や#15茂木(経3)、若手DF陣のボールスタートにより敵陣にボールが進むことも多く、義塾のチャンスとなるシーンも何度か見受けられました。王者相手にチャンスをものにはできなかったものの、#9主将石垣(法４)、#2岩﨑(総4)を中心に守備では強い粘りを見せ、15分間無失点の時間が続きます。しかし前半ラスト15分、相手の巧みなパス回しにより左サイドを崩され、フィールドゴール、PCを合わせ立て続けに4失点を許し、結果前半を0-5で折り返します。

　前半から気持ちを切り替え、「無失点で1得点をもぎ取る」という強い気持ちを胸に後半を迎えた義塾は、守備の時間が続きますが、抜かれても次の人が出る、抜かれても次の人が出るという形を続け、1人の相手に対し、常に2人でDFをすることを心がけ、全員で身体を張り失点を防ぎます。後半無失点の時間が続き流れを掴んでいきたいところでしたが後半14分PCにより失点を許してしまいます。その後はGK大野のナイスプレーも続きピンチを何度も防ぎゴールを守り続けました。結果後半は1失点に抑え0-6で試合終了を迎えました。