慶應義塾体育会

　去る11月20日(日)、日通自動車学校杉並校に於いて、平成28年度全日本学生自動車運転競技選手権大会が開催されました。選手は、小型乗用の部Aに馬場(商2)、Bに近藤(理3)、小型貨物の部Aに針山(総4)、Bに高橋(経2)、また女子貨物の部に安武(理2)という布陣で試合に臨みました。

　チーム１番手は貨物Bの高橋でした。高橋は練習の成果を十分に発揮し、他大学を寄せ付けないタイム内ノン接の圧倒的な走りを見せましたが、痛恨の同乗減点をしてしまい、総減点3点(個人3位)となりました。
　次に、貨物Aの針山が出走しました。コース上の不具合に対応するため、本番直前に通り方を変更する適応力で極力タイムロスを抑え、タイム内ノン接の総減点0で個人優勝を勝ち取りました。
　チーム3番手は乗用Aの馬場でした。全日本戦初出場の緊張からか、練習の成果を十分に発揮できず、痛恨の接3缶1をしてしまい、同種目個人6位と沈んでしまいました。
　そうした中、チーム4番手の近藤は、優勝への望みをつなぐべく、他校を寄せ付けないタイム内ノン接の完璧な走りを見せ、見事個人優勝を果たしました。
　チーム最後の出走は女子の安武でした。男子に負けないハンドリングと車両感覚、そして抜群の試合感で自己ベストタイムを更新してのノン接という素晴らしい走りを見せ、個人準優勝を果たしました。

   今大会が今年度最後の試合であり、あと一歩のところで全日本フィギュアも総合杯も準優勝という悔しい結果になってしまいました。この悔しい思いを胸に、来年に向けて既にチームは新体制となって準備を始めています。これからもチームは進化し、今年成し得なかった全日本総合杯獲得のため、一層の精進をして参る所存です。