慶應義塾体育会

    去る8月6日(日)、栃木県丸和オートランド那須にて平成29年度全日本学生ダートトライアル選手権大会が開催されました。

<結果>

《男子団体の部》　3位
《男子個人の部》　鈴木(商4) 準優勝
《女子個人の部》　安武(理3)　  6位

<戦評>

　出場選手は全関東戦と同様、男子は新関(経4)、鈴木(商4)、馬場(商3)、女子は安武(理3)でした。

　迎えた第1ヒート、義塾第1走者の新関は積み重ねてきた練習の成果か、思い切りの良い走りを最初からみせてチームを勢い付けます。第2走者の馬場もアグレッシブな走りで好タイムを残します。第3走者の鈴木は他大学を圧倒する走りをみせ、第1ヒート終了時点で個人1位の好タイムを残しチームを後押しします。午前の終了時点で男子団体が3位、女子個人では6位の位置につけました。

　午後の第2ヒート、第1走者の新関は午前から約5秒のタイムアップで51秒台を出し、続く第2走者の馬場も午前から約4秒のタイムアップで同様の51秒台を記録します。最終走者の鈴木は、さらに2秒タイムアップの46秒台という驚異的なタイムを叩き出し、他選手の追随を許しません。女子の安武は午前の走行から得た反省を活かし、7秒もタイムアップする会心の走りで2分3秒台を記録しました。

　結果は男子団体の部が3位、男子個人の部で鈴木が準優勝、女子個人の部で安武が6位となりました。女子の安武は優勝した選手とのタイム差が約4秒の6位ではありますが、他チームのマシンとのポテンシャル差を考慮すれば、表彰台に匹敵するものでした。

　本大会では男子団体は僅差の3位でしたが、内容としては全関東戦で得た反省を確実に実行できました。本大会にて得た手応えをもって、残りの全日本ジムカーナ戦においても年間スローガン「一致団結」を重んじ、総力をあげて戦って参る所存です。

▲男子団体の部3位、女子個人の部6位を獲得	▲ドリフト走行でコーナーを抜ける主将・新関(経4)
▲女子個人の部で6位を獲得した安武(理3)	▲男子個人の部で準優勝した鈴木(商4)