慶應義塾体育会

 9月10日(日)、昭和薬科大学体育館において、関東学生ハンドボール秋季リーグ第5戦東京学芸大学戦が行われました。

≪戦評≫

秋季リーグ第5戦。今季、一勝もあげていない義塾は、実力の拮抗する学芸大学に対し、初勝利をあげたいところです。
前半開始。1分に昆野(理4)がロングシュートを決め、先制点を獲得。序盤から流れを掴んだ義塾は、南(政1)のロングシュート、さらに鈴木(理3)のポストシュート等で3点差をつけます。DFの連携がとれず、少しずつ失点を重ねるも、義塾も積極的な攻撃で、終盤には吉田(環1)がサイドシュートを、大室(法4)が隙をついてカットインシュートで得点。前半を12-9で折り返します。
ここから点差を広げたい義塾は、集中を切らさず臨みます。後半開始。攻撃的な相手のDFに攻めあぐね、得点のペースが落ちました。それでも何とか攻守ともに粘り、取って取られてのシーソーゲームの中、中盤には西村(経2)が2連続得点、そして善野(経4)も2連続でサイドシュートを止め、チームの窮地を救い会場を大歓声に包みます。終了1分前に1点差に詰め寄られるも、相手のDFの隙をつき、吉田からのポストパスで南が最後に得点。23-21で無事勝利を収めました。
DFの連携に少々反省は残ったものの、義塾の果敢な攻めが勝因となりました。そして二部Aリーグでは、創部初となる勝利を飾りました。秋季リーグ戦も早くも残り2戦。この勢いのまま、さらに上を目指し戦います。