慶應義塾体育会

6月2日(土)～4日(月)に第8週対早稲田大学戦が明治神宮野球場にて開催されました。

 

　＜6月2日(土)　第一回戦　○慶大3 - 1 早大＞

対早大一回戦は、初回、四球や中飛などで二死一三塁と窮地を迎えるも、後を遊ゴロに打ち取り、先発の髙橋亮(総3)が無失点に切り抜けます。両校無得点で迎えた3回表、先頭の中前安打や犠打などで二死三塁とされると、暴投の間に1点を先制されます。追いつきたい打線は4回裏、柳町(商3)と郡司(環3)の連打や中村(環3)の四球などで二死満塁の好機を迎えると、暴投の間に1点を挙げ、同点とします。さらに瀬戸西(政2)が適時二塁打を放ち、この回計3点を奪い、逆転に成功します。5回裏と7回裏には、死球や犠打などで得点圏に走者を進めるも、後続が打ち取られ、追加点には至りません。9回表、先頭に中前安打を許し、その後盗塁と悪送球の間に三塁まで走者を進められるも、後続を見三振・空三振・遊飛に抑え、3-1で勝利しました。投げては、先発・髙橋亮と継投した髙橋佑(環3)の3年生投手が、被安打6、1失点の好投を見せ、投手戦をものにしました。

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
早大	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1
慶大	0	0	0	3	0	0	0	0	x	3

 

 

＜6月3日(日)　第二回戦　●慶大0 - 9 早大＞

対早大二回戦は、初回、河合(総4)と郡司の安打で二死一三塁としますが、後が見三振に倒れます。すると3回裏、ソロ本塁打や暴投などで3点を先制されます。すぐに追いつきたい打線は4回表、二死から瀬戸西の二塁打と代打・長谷川晴(政4)の四球で一二塁の好機を作りますが、得点には至りません。5回裏、二死一塁から2本の適時打でさらに2点を追加されると、7回裏にも適時打と2点本塁打で4点を奪われ、突き放されます。打線は10安打を放ち、毎回のように得点圏に走者を進めますが、12残塁と決定打を欠き、0-9で敗戦しました。

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
慶大	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
早大	0	0	3	0	2	0	4	0	x	9

 

＜6月4日(月)　第三回戦　●慶大0 - 1 早大＞

対早大三回戦は、先発の髙橋亮が1、2回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せます。2回裏、二死から嶋田(環2)の四球と内田(総4)の右前安打で一三塁と好機を作るも、後が空三振に抑えられ先制には至りません。4回表、連打と犠打で無死二三塁の窮地を迎えるも、後続を連続三振に抑え、得点を与えません。髙橋亮の好投に応えたい打線は、6回裏、河合と杉本(理3)の連打で無死一三塁の好機を作るも後続が凡退し、惜しくも無得点に終わります。両校無得点のまま延長戦にもつれ込み、10回表、先頭に三塁打を放たれるも、8回から継投した石井(商3)が後続を三ゴロ・二飛・遊飛と無失点で切り抜けます。しかし11回表、一死からソロ本塁打を浴び、勝ち越しを許します。なんとか逆転したい打線は、11回裏、先頭の渡部遼(環1)が内野安打で出塁すると、四球や犠打などで二死満塁の好機を作るも、後が空三振に抑えられ、0-1で敗戦しました。先発の髙橋亮が7回8奪三振、被安打5、無失点の粘投を見せるも打線が援護できず、悔しい結果となりました。

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	計
早大	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1
慶大	0	0	3	0	2	0	4	0	0	0	0	0

 

 

　2018年度東京六大学野球春季リーグ戦におきまして、本塾野球部は、2季連続36回目の優勝を果たすことができました。今月行われる全日本選手権でも、優勝を勝ち取れるよう、部員一同より一層精進して参ります。

　今季リーグ戦において、ご支援、ご声援を賜りました皆様方に心より御礼申し上げます。今後とも本塾野球部にご支援ご声援の程よろしくお願い致します。

 

【東京六大学野球連盟　ウェブサイト】

【慶應義塾体育会野球部　ウェブサイト】

▲一回戦で2点適時打を放った瀬戸西(政2)	▲一回戦で継投し3回無失点の好投を見せた 髙橋佑(環3)
▲二回戦で2安打を放った郡司(環3)	▲三回戦で7回無失点の好投を見せた先発の 髙橋亮(環3)