結果

女子第17回早慶ハンドボール定期戦

CATEGORY:ハンドボール部(女子)    2020/11/28

日程 2020/11/28
結果 ●義塾 16-29 早稲田大学
場所 慶應義塾大学日吉キャンパス日吉記念館
部のウェブサイト http://www.keio-handball.com/

11月28日(土)に慶應義塾大学日吉キャンパス日吉記念館で行われました、第17回早慶ハンドボール定期戦の結果を報告します。

<戦評>

1年間の集大成である早慶戦。本来なら、新設された日吉記念館で多くの声援の中行われる予定でしたが、コロナウイルス感染予防対策ということで、無観客のもとライブ配信という形で開催されました。早稲田大学は一部に所属しており、昨年の早慶戦でもダブルスコアで敗北している相手ですが、自分たちが1年間積み重ねてきた技術力・チーム力を発揮すれば勝つことができると信じ、チーム全員で挑みました。

前半、義塾は相手のスピードある攻撃に押されるものの、練習してきた仕掛けるDFで相手のミスを誘います。OFでは、相手の高いDFに苦戦しながらも対策してきた形を実践しながら1点ずつ勝ち取っていきます。開始5分、相手に速攻で初得点を許しますが、その直後に吉田(環4)のロングシュートで取り返します。その後も早稲田に突き放されそうになりますが、ポストと合わせた南(政4)のステップシュート、中野(総2)のロングシュート、小島(経4)のサイドシュートが決まり、義塾も食らいついていきます。お互いに一歩も譲らない攻防が続き、前半を8-14で折り返します。

まだまだ盛り返すことができる後半戦。義塾は、立ち上がりから仕掛けるDFと連携の取れたOFで流れを作り逆転したいですが、早稲田はハーフタイムを挟み、より高いDFに変えてきました。本塾は、リーグ戦でも高いDFに対しての反省が出たためそれに対しての練習を重ねてきましたが、攻略しきれずカットからの速攻で点差を広げられます。途中相手にペナルティシュートを取られますが、GK黒沼(経2)が2回も得点を阻止し、チームを勢いづけます。そこから義塾は、布陣を変えながら太田(理2)のサイドシュート、藤井(商3)と小幡(商2)の体を張ったペナルティ獲得により点を取り返しますが、途中についた差を埋めることができず、16-29で定期戦を終えました。

前半では立ち上がりから相手に圧倒されることなく、自分たちの流れを保ちながらプレーをすることができました。しかし、前回の試合同様、後半に相手がDFの形を変えてきたのにもかかわらず、自分たちのプレースタイルを変えることができなかったことが主な敗因となりました。例年は4年生が早慶戦で引退ですが、今年度は秋季リーグの順位決定戦での引退となります。このチームでもう一度戦うことができるチャンスを無駄にせず、課題である高いDFに対しての攻撃の練習を積み、勝利して終わることができるように精進していきたいです。

ライブ配信という今までにない形での開催になりましたが、そんな中応援してくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

試合結果は以下の通りです。

●義塾 16(8-14, 8-15)29 早稲田大学

<得点者>
吉田2、南9、小島2、中野2、太田1

詳細はこちらをご覧ください。

http://www.keio-handball.com/

[ 文責:吉田 ]