慶應義塾体育会

　第35回関東大学女子サッカー1部リーグ、後期第11節日本体育大学戦。

大学リーグ最終節となり、次節の入れ替え戦に向けて良い流れを掴みたい本塾であったが、0-2の敗戦に終わった。

今年最後の下田グラウンドでの試合となった今節は、自分たちのためにも、会場に足を運んでくださった方々のためにも勝ち点を掴み取りたいと強い意思を持って試合に入った本塾。しかし前半開始から、相手の高い技術や細かいパスワーク、サイド攻撃など様々な攻撃パターンで攻められ、相手にペースを掴まれてしまう。

立て続けにシュートを放たれ、苦しい展開が続くものの、2年GK野田の好セーブでゴールを奪わせない。また、4年DF主将中井を中心に声を掛け合い、連携して身体を張った守備ができたこと、4年MF副将高月を中心に中盤で常にハードワークができたことによって、なんとか前半を0-0で終える。

迎えた後半、先制点を奪いたい本塾は前線からプレッシャーをかけようとするものの、相手に高い位置でボールを持たれ続け、前半同様押し込まれる時間が続く。

すると後半12分、ゴール前で一瞬の隙を突かれてしまい、失点を許してしまう。何としても1点を奪い返しゲームをリセットしたい本塾は、1年MF大橋のドリブルを攻撃の起点とし、ゴールに迫ろうとするが、なかなかシュートまで行けず、チャンスを作ることができない。そして後半35分、相手の華麗なパス回しに対応することができず、追加点を与えてしまう。

残された時間で点を取りにいきたい本塾は、システムを変更し、攻撃に厚みをかける。後半46分、ゴールに迫り3年FW田中がシュートを放つものの、惜しくもゴール上へ外れてしまう。 その後も追加点を奪えないまま試合終了。0-2で敗戦した。