慶應義塾体育会

去る6月30日、東京アクアティクスセンターにて第96回早慶対抗水上競技大会が行われた。昨年同様東京アクアティクスセンターにて行われる2度目の開催となり、多くの観客の方のご来場をいただいた。また、應援指導部の皆様にもご助力いただき、会場一体となったご声援をいただいた。

第1ピリオド、慶応は早稲田の強力なオフェンスに対し、徹底したディフェンスラインで失点を抑える。さらに名倉（商4）のロングシュート、片山（環3）の連続得点により、第2ピリオドを慶應の1点リードで折り返す。その後第3ピリオドで早稲田の猛攻に5連続失点を許し、3点を追う苦しい展開となったが、山田（総3）のカウンターシュートで一点を返し、2点ビハインドで迎えた最終第4ピリオド、名倉（商4）が1点を返し、続いて片岡（経3）がシュートを押し込み試合は拮抗。最終局面で早稲田の追加点を許してしまい絶体絶命のピンチとなるが、残り時間4秒片岡（経3）による値千金の同点弾で、勝負はペナルティシュート戦に持ち込まれた。

両チーム円陣を掛け直して臨んだPSOでは、主将錦戸（経3）に続き名倉（商4）、山田（総3）、片山（環3）が着実に得点していった。そして早稲田の4球目、GK春名慧(法3)がシュートをセーブし、最後は堀（経3）がゴールネットを揺らすと共に慶応サイドは勝利の若き血に沸いた。