慶應義塾体育会

6月30日（日）に甲南大学岡本キャンパス体育館にて行われた第21回甲南大学定期戦の結果をご報告いたします。

＜戦評＞

【全員得点】という目標を掲げ、チーム一丸となって挑んだ甲南戦。
最初から積極的なDFでペースを掴もうとしますが、相手のキーマンに先制点を許してしまいます。しかし、流れを奪われまいと義塾のエースである川西(経3)のロングシュートで1点を取り返します。続いて原(商3)や中村(法4)、大瀧(文4)による連続得点で相手の反撃を許さない攻撃を魅せます。
その後も織田(経4)や速水(経3)によるカットインシュートが連発し、試合の流れを掴んだ義塾は前半で18-9と9点差をつけ折り返します。

下級生の活躍の場にしようと意気込んで始まった後半戦。開始早々司令塔として投入された小圷(法3)がDFをくぐり抜けて2点、隙を突き武井(理3)が1点を奪い取ります。相手のキーマンを抑えきれない時間が続きますが、和泉(環4)による安定したキーピングと7mスローセーブ、笹本(商3)の連続得点がチームを更に勢いづけます。森田(理1)による果敢な速攻で1点、サイドシュートでもう1点を獲得し、チーム最高の盛り上がりを見せました。この1点を最後に、29-14で幕を閉じました。

春季リーグで課題だったDFを入念に練習した結果、堅守速攻を体現できた試合でした。【全員得点】には届かなかったが、1人として集中を欠くものはおらず最後まで戦い続け、快勝を収めることができました。今回明らかになった課題を克服し、より良い状態で秋季リーグに臨みたいです。

試合結果は以下の通りです。

○義塾 29(18-9、11-5)14 甲南大学●

詳細はこちらをご覧ください。

＜得点者＞

織田5、中村5、大瀧1、飯沼1、原3、速水2、武井2、笹本3、川西2、小圷3、森田2

[文責：織田］