慶應義塾体育会

4月27日に行われました、令和7年関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦【第4戦】明星大学戦の結果をご報告いたします。

<得点表>

前半 義塾 14-15 明星大学

後半 義塾 10-11 明星大学

結果 義塾 24-26 明星大学

＜戦評＞

2025年度春リーグ第四戦、義塾は目標である一部昇格に向け絶対に負けられない1戦。
相手は近年上位に健在し続けており昨年度秋季リーグでは引き分けであった明星大学である。

試合開始直後、両チームOFが停滞する中3年福田の速攻で先制する。その後はお互い点差をつけることができないまま前半を14‐15と1点を追う展開で終える。前半は4年川瀬のロングシュート、2年嶋田の力強いカットインがひかった。また今リーグ初のスターティングメンバーでの起用となった3年竹中の好セーブも光った。

後半開始早々明星大学にリバウンドから点を決められ、2点差がつく。さらにその後義塾はなかなか得点できない苦しい展開が続くも主将である4年鈴木が好セーブを連発し3点差に抑え、後半9分から4年川瀬、3年福田、2年嶋田による7連続得点で残り10分で5点差をつけることに成功する。だがここから明星大学に意地を見せられ再び苦しい時間が続く。連続得点を挙げられ3点差に詰め寄られたタイミングで義塾に退場者が出てしまう。その後のPTも決められ2点差に詰め寄られ、流れが完全に相手にわたってしまう。なんとか逃げ切りたい義塾であったが、明星大学のGKに阻まれ後半28分についに逆転を許してしまう。その後も点を挙げることができず最終的には2点差での敗戦となった。

この試合では7連続得点を挙げた後半中盤など良い部分も多くみられた一方で最後の最後、球際での勝負の弱さが出た試合となった。目標であった一部昇格は果たせなくなってしまったがここからは一戦必勝で一つでも上の順位で終えられるよう日々練習に励みたいと思う。

文責　速水　航平

<スターティングメンバー>

GK竹中、川瀬、中村、松沢、福田、嶋田、奥本

<途中出場者>
GK鈴木、礒崎、村田、太田

<得点者>
嶋田9、川瀬8、福田3、中村2、奥本2、礒崎1