慶應義塾体育会

　6月29日(日)に日吉記念館にて行われた第22回甲南大学定期戦の結果をご報告いたします。

　「全員得点」という目標を掲げ、チーム一丸となって挑んだ甲南戦。

　最初から積極的なDFでペースを掴もうとするも、相手のキーマンに先制点を許してしまいます。しかし、流れを奪われまいと義塾の速水(経4)のカットインシュートで1点を取り返します。続いて原(商4)や小圷(法4)、笹本(商4)による連続得点で相手の反撃を許さない攻撃を魅せます。

　その後、森田(総3)のナイスセーブや角田(環2)によるポストシュートが連発し、試合の流れを掴んだ義塾は前半で18-6と12点差をつけ折り返します。

　下級生の活躍の場にしようと意気込んで始まった後半戦。開始早々倉重(法2)の力強いプレーや相澤(法2)のナイスセーブでさらに流れを引き寄せます。その後も金子(経3)や藤井(法1)のサイドシュートが決まります。相手のキーマンを抑えきれない時間が続きますが、梶山(法4)による安定したキーピング、篠原(商2)の連続得点がチームを更に勢いづけます。森田(理2)による果敢なカットインや川西(経4)、武井(理4)で得点を重ね、チーム最高の盛り上がりを見せました。結果33-15で幕を閉じました。

　春季リーグで課題だったDFを入念に練習した結果、堅守速攻を体現できた試合でした。目標の「全員得点」には届きませんでしたが、1人として集中を欠くものはおらず最後まで戦い続け、快勝を収めることができました。今回明らかになった課題を克服し、より良い状態で秋季リーグに臨みたいです。

　試合結果は以下の通りです。

○義塾 33(18-6、15-9)15 甲南大学●

　詳細はこちらをご覧ください。

＜得点者＞

原4、武井2、速水4、笹本5、川西1、小圷2、金子1、篠原3、角田2、森田4、坂元1、藤井4

［文責：小圷 莉奈(法4)］