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弓術部/創部125年新中央道場「志正弓道場」竣工、平成29年11月12日(日)道場披露と式典開催

CATEGORY:お知らせ 2017/09/12

 本年、体育会の創設125年と共に、設立時の7部のひとつであった弓術部も創部125年を迎えました。塾内で弓術活動が発足してからは140年を迎えようとしています。

 弓術部ならびにOB・OG組織である三田弓友会は、平成23(2011)年から「創部125年記念事業」の検討を開始し、6年半をかけて各種事業を企画・準備してきました。

 125年記念事業のコンセプトを、「学生弓道の草分けとしてその果たしてきた役割を再認識するとともに、オール慶應弓術社中協力の理念の下で新たな発展のための基盤を構築し、更なる学生弓道の未来先導を担う決意を表明する」と設定し、スローガン『未来を拓く!Be a Pioneer』の元、一貫教育校・医学部を含む9つの弓術部(医学部は弓道部)を擁する規模と機能に相応しい事業を構築してきました。

 創部125年事業の中核となるのが、『慶應弓術一体の象徴となる中央道場の建設』でした。

 日吉(まむし)(だに)に存在した「志正弓道場」は、三田綱町からの移転後50年を経過しており、老朽化が著しい上に、その間拡充してきた女子部員に対する設備も乏しく、今回を機に建て替えを決断し、塾とともに建設を進めることの了解を得ることができました。

 旧道場は、昨年のリーグ戦終了後の11月に解体。12月に着工、本年8月竣工し、8月8日(火)に塾による検査後、鍵の引き渡しを受けました。翌9日(水)からは、神戸における全日本選手権大会と並行し、猛暑のなか在京部員による道場整備と備品設置の日々が続きました。

 8月20日(日)、新たな志正弓道場「射初め式(道場使用開始の儀式)」を執り行いました。

「射初め式」は150人超におよぶ参加者を得て、神事、挨拶、三田弓友会会長と弓術部主将による矢渡し、弓友会員・大学部員・塾高部員による祝射、監督による納射と進みました。夕刻からは直来なおらいを行いましたが、部員たちはその後、早速道場に戻り練習していました。

 11月12日(日)には、来賓・塾関係者・体育会・他校代表をお招きして「新道場披露ならびに創部125年記念式典」を挙行します。

 弓術部は、学生スポーツ界が様相変化するなか、新たな環境を得て、スローガンにあるように心技体すべての面で"未来を拓いて"まいります。

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▲新中央道場「志正弓道場」