慶應義塾体育会

　6月13日(金)、三田キャンパス西校舎ホールにおいて、2025年度体育会新入部員宣誓式が挙行されました。当日は、体育会役員、協力関係機関所長、各部部長、監督、主将、主務、そして三田体育会会長をはじめ三田体育会の皆様が見守る中、800名を超える新入部員が迎えられました。

　宣誓式は伊藤公平体育会会長の式辞に始まり、對馬好一三田体育会会長より祝辞が述べられると、山内慶太常任理事からは講演「慶應スポーツの特質と新しさー福澤先生・小泉先生が期待したことー」があり、続いて、小茂鳥潤体育会理事から「体育会部員としての誇りと責任」についての説明がありました。これらを受け、自覚と誇りをもって日々精進することを誓うとともに、「気品の泉源、智徳の模範」となり社会の先導者にふさわしい人格形成に努める旨の意思表示として、新入部員には誓約書に署名してもらいました。

式辞を述べる伊藤公平体育会会長		祝辞を述べる對馬好一三田体育会会長
「慶應スポーツの特質と新しさ」について講演する山内慶太常任理事		「体育会部員としての誇りと責任」について説明する小茂鳥潤体育会理事

　そして、新入部員を代表してレスリング部の岡澤ナツラ君(法1)が諸先輩方への感謝とともに、体育会の精神を引き継ぐことを誓いました。そして、最後に應援指導部代表の枝廣二葉君(文4)の指揮の下、塾歌を斉唱し、第一部の式典が終了しました。

宣誓 岡澤ナツラ君(法1)		塾歌斉唱

　第二部では、体育会本部による新入部員オリエンテーションが開催されました。まずは、この1年の体育会各部の活動状況を印象的にまとめたVTRが放映され、体育会本部主幹の栁蒼太君(総4)の挨拶では、60部門の横のつながりを大切にしてほしい、という言葉が贈られました。
　また、水野健太郎君(総3)の司会による体育会クイズでは、体育会に関する基本情報の4択問題が次々と出題され、会場内の雰囲気をまとめ上げました。
　続いて、1部リーグで活躍している部の主将による新入部員へのメッセージVTRが流され、その中で、苦しいこともあるが、その後には必ずや充実した学生生活が待っている、と熱く語られました。
　最後に、應援指導部によるパフォーマンスがあり、「若き血」に続き、特別ステージとして東京六大学野球早慶戦バージョンが披露され、会場内の新入部員は促されることなく総立ちで肩を組み、身体を左右に揺らしながら、「突撃のテーマ」や「丘の上」を共に歌い、盛況のうちに閉会となりました。

　新入部員の皆様の慶應義塾体育会加入をお祝い申し上げますとともに、今後の慶應義塾体育会の更なる飛躍を祈念いたします。