端艇部ボート部門 / 46年ぶりの水の王者慶應~第53回全日本大学ローイング選手権大会~
CATEGORY:試合速報 2026/08/26
8月26日(水)から30日(日)にかけて、サンクジャパン戸田公園「漕艇場」にて第53回全日本大学ローイング選手権大会(インカレ)が開催された。大学ボート最高峰の舞台であり、4年生にとっては引退試合ともなる今大会に、本塾端艇部は優勝を懸けて臨んだ。
迎えた初日、男子シングルスカルに出場した扇原(医3)は、2着に37秒の大差をつける圧倒的なレース展開を見せ、全体トップタイムで予選を通過した。大会2日目・4日目の準々決勝および準決勝においても、スタートから他者を寄せ付けずそれぞれのレースを1着でゴール。準決勝では見事全体トップタイムを記録し、決勝進出を果たした。
決勝当日は曇り・無風の絶好のコンディションで行われた。この日は本塾應援指導部が駆けつける予定であったため、扇原は「若き血」の声援を背に受けてゴールすべく、あえてレーン4を選択した。レースではスタートから爆発的なスプリントを見せ、早々に他クルーを半艇身リードする。中盤、6月の全日本選手権で扇原を破り、学生トップ・総合3位入賞を果たした富山国際大学が幾度も猛追を仕掛けてきた。しかし扇原はこの猛攻にも冷静に対処し、巧みにレースを支配し続ける。そして勝負を決する1750m地点、應援指導部をはじめとする慶應陣営から響き渡る「若き血」の大合唱を耳にすると、それを見事に力へと変え、圧巻のラストスパートを放つ。最後まで首位を譲ることなくトップでゴールラインを通過し、悲願の優勝を成し遂げた。インカレの同種目における本塾の優勝は、1980年以来、実に46年ぶりの快挙である。
一方、小糸(環4)、白石(総3)らを擁する男子エイトは、予選こそ3位通過だったものの、準決勝を2位で突破し、3年ぶりの決勝進出を果たした。決勝では5位に留まったが、他大学に最後まで食らいつく力漕を見せ、本塾端艇部の着実な競技力向上を確信させる結果となった。
このほか、女子舵手付きフォアが5位、男子舵手付きフォアが6位、男子フォアが7位にそれぞれ入賞を果たし、男子総合では4位の成績を収めた。
チームとして昨年度からの復活、そしてこの1年間の積み上げの成果を示すことができた実りある大会であった。次戦となる新人選手権大会では、吉田(政2)ら2年生以下を中心とした体制でエイト優勝を目指す。
文責:端艇部ボート部門 部員 扇原優(医3)
試合の詳細は、こちらをご覧ください。
| 優勝を果たした扇原(医3) |

